協会について

発足のきっかけ

近年、毎年発生する食品事故は、社会不安として又国家的大事件として新聞・テレビ等にも大きく取り上げられています。
厚生労働省は、国際的協調からも力を入れて対応していますが、命に直接かかわることなので、HACCP対応「総合衛生管理製造過程」については大臣承認制度としている所です。
しかし、食品製造業は全産業の中で一番取り扱い業種が多く、就労人口もNo.1であり、HACCPを推進するにはトータルシステムで対応することが必要となり、豊富な経験が必要不可欠となります。

こうした現状を踏まえ、食品衛生の指導・支援のために平成15年4月より現在の会の前身となる「九州HACCP協会」を立ち上げた次第です。

さらに、事業拡大につき、平成16年4月16日をもって「アジアHACCP協会」へと名称変更いたしました。

 

   

この会の目的

NPO法人アジアHACCP協会では、食品衛生事業者に対して、食品の危害分析管理点(HACCP)システム導入に関して、調査研究ならびに普及啓蒙活動を行うことによって、事業者の意識の向上を図り、もって、不特定かつ多数の消費者の利益増進に寄与することを目的としています。(アジアHACCP協会定款第2章第3条より)

アジアHACCP協会の主な方針

  1. 厚生労働省のHACCPの方針に基づき、産官学が一致して適正な普及のために支援活動を行なう。
  2. HACCP実務者(指導者・推進者)の育成を主体とし、関連企業及び個人を対象に推進する。
  3. 見学会・展示会の開催。
  4. 関連企業のHACCPコンサルタント、改善工事を委託するものとする。
  5. 会員を募集し会報を発行。また出版などを行なう。
  6. 海外との窓口となり、HACCPを主とした交流を深める。
  7. 地域の特徴を生かし、地域と密着した活動とする。
  8. HACCPの教育推進により、一般消費者の安全啓蒙と事業者の信頼性の向上を図る。
  9. 食品関連企業経営の基本としてのHACCP習得により、企業発展と活性化に寄与する。
  10. HACCPをトータルシステムとして提言、各種要素技術を有機的に深く組み合わせ、相乗効果をもたらす。

 

会員募集

当協会の目的や活動に賛同していただき、一緒に活動できる会員を募集しています。入会のための条件を良くお読みの上、ご希望の方は入会申込書をダウンロードしてFAXするか、お問合せフォームからご連絡下さい。申し込みをお待ちしております。

入会のための条件